SSL証明書チェックツール

ドメインまたはURLからSSL証明書情報を取得します。証明書の発行先や発行元、有効期限などの情報を抽出し、証明書の有効性を評価します。

ドメイン名 (FQDN・URL)

安全: 取得結果は記録されず、どこにも公開もされません。

解説

証明書レベル

SSL証明書には種類があり、それぞれ異なるレベルの認証とセキュリティを提供します。

DV証明書	DV (Domain Validation)はWebサイトのドメインが有効であることを確認する最も基本的なSSL証明書です。DV証明書の発行プロセスは比較的簡単で、通常はメール認証やDNSレコードの設定が行われます。これらの証明書は一般的に低コストで提供され、主に小規模なWebサイトや個人のブログなどに適しています。
OV証明書	OV (Organization Validation)はWebサイトの運営組織に対する詳細な検証が行われる証明書です。OV証明書の発行プロセスには、組織の法的存在証明や連絡先情報の確認などが含まれます。これらの証明書は、Webサイトが信頼性のある組織によって運営されていることを示すため、企業やeコマースサイトなどでよく使用されます。
EV証明書	EV (Extended Validation)は最も高い信頼性を提供する証明書で、Webサイト運営者の厳格な審査と認証が必要です。証明書発行プロセスには、法的文書の提出、組織の法的存在の確認、ドメイン所有権の確認など、詳細な手続きが含まれます。銀行、金融機関、政府機関など、セキュリティが特に重要な組織によって使用されます。

有効期間

SSL証明書の有効期間は、証明書が発行された日（発行日）から有効期限が切れる日までの期間を示します。
この期間内、証明書は信頼性があり、セキュアな通信を提供します。発行日は証明書の効力が始まる日であり、有効期限は証明書の有効性が終了する日です。

発行日	SSL証明書が発行された日付を示します。これは証明書の効力が始まる日です。
有効期限	有効期限はSSL証明書の有効性が失効する日付を示します。この日付を過ぎると、証明書は信頼性を持たなくなります。

発行先

SSL証明書の主体者に関する情報です。

共通名 (CN)	共通名 (Common Name) はSSL証明書が保護する対象のドメイン名です。たとえば、証明書がexample.comのために発行された場合、CNには"example.com"が含まれます。このフィールドは証明書がどのWebサイトやサーバーに適用されるかを示す重要な要素です。
組織 (O)	組織 (Organization) はSSL証明書を発行した組織の法的な名前です。この情報は証明書の信頼性と組織の正当性を確認するのに役立ちます。
組織単位 (OU)	組織単位 (Organizational Unit)は組織内の特定の部門やセクションを示します。組織が複数の部門を持つ場合、OUにはそれぞれの部門名が含まれることがあります。
国 (C)	国 (Country) は組織の所在国を示す2文字の国コードです。この情報は国際的な証明書の正当性を確認するのに使用されます。
地域 (ST)	地域 (State) は組織が所在する州や地域を示します。証明書の発行元によってはこの情報が含まれることがあります。
場所 (L)	場所 (Locality) は組織の所在地の都市または地域名です。証明書が特定の場所に適用される場合、この情報が含まれることがあります。
国籍	国籍 (Citizenship) は組織が法的に帰属する国を示します。これは法的な関連性を確認するのに役立ちます。
在籍地	在籍地 (Jurisdiction) は組織の法的な管轄権を示します。組織がどの法域に従うかを示す重要な情報です。
業種	業種 (Business Category) は組織の業界またはビジネスカテゴリーを示す情報です。特定の業界に関連付けられる場合、この情報が含まれることがあります。
シリアル番号	シリアル番号 (Serial Number) はSSL証明書を一意に識別するための番号です。証明書の一意性を保証し、偽造を防ぐのに役立ちます。

発行元

SSL証明書の発行元に関する情報です。

共通名 (CN)	共通名 (Common Name)は証明書発行元の名前を示します。この情報は、証明書発行元が信頼性のある認証局であることを確認するために重要です。信頼性のあるCAから発行された証明書は、一般的に信頼性が高いとされます。
組織 (O)	組織 (Organization) は証明書発行元の組織名を示します。 CAの法的な組織名は、信頼性と証明書の正当性の評価に使用されます。
組織単位 (OU)	組織単位 (Organizational Unit) はCAの特定の部門やセクションを示す情報です。 CAが複数の部門を持つ場合、OUにはそれぞれの部門名が含まれることがあります。
国 (C)	国 (Country) はCAの所在国を示す2文字の国コードです。 CAの所在国は証明書発行の法的な枠組みを規定します。

発行先代替名

SSL証明書の発行先代替名に関する説明です。
発行先代替名（Subject Alternative Name、SAN）は、証明書が複数のドメインに適用される場合に使用されます。
代替名にはドメイン名やDNS名が含まれ、複数のWebサイトを同じ証明書で保護できます。これにより、コストを削減し、管理を簡素化できます。

DNS名	DNS名はSSL証明書が適用されるドメイン名のリストです。例えば、証明書がexample.comとexample.orgに適用される場合、これらのドメイン名がSANに含まれます。SANは複数のWebサイトを同じ証明書で保護する際に非常に便利です。

指紋

SSL証明書の指紋に関する説明です。
指紋は証明書の内容を一意に識別するために使用されます。

SHA-1	SHA-1は古いハッシュアルゴリズムで、現在はセキュリティ上のリスクがあるため、推奨されていません。 SHA-1指紋は以前に広く使用されましたが、現代のセキュリティ基準には適合していないため、より強力なアルゴリズムへの移行が進められています。
SHA-256	SHA-256はより強力なハッシュアルゴリズムで、SSL証明書のセキュリティを向上させるために使用されます。 SHA-256指紋は証明書の内容を一意に識別し、証明書の正当性を確認するのに役立ちます。